トナカイの角の秘密
こんにちは
飼育員の武川です。
もうすぐ12月!12月のイベントと言えば、
クリスマス🎄ですね!
ファームエリアにはクリスマスにはかかせない動物、トナカイがいます🦌
今回は知っているようで知らないトナカイの秘密についてご紹介いたします!
トナカイはシカの仲間で唯一、オスもメスも角が生えるという特徴があります。
みなさんは角と言うとどんなものをイメージしますか?
先が尖っていて立派な角、想像しますよね。
トナカイの角この姿だけじゃないんです。
実は立派な角を作る前段階として角が毛に覆われた状態があります。それを「袋角」と言います。
成長途中の袋角には血が通っていて栄養を運べるようになっています。
そして角が完成すると皮膚が剥がれていき皆さんが想像するような立派な枝分かれした白い角、「枝角」になります。
この皮膚は「ベルベット」とも言います。
その際写真のように角に血がついていて痛そうと思う人もいると思います。
安心してください、
怪我をしているわけではないんです。
収縮して残った血がついているので痛くはありません。
現在は皮膚が剥がれ立派な角のトナカイが見れますよ〜!
実はトナカイの角は左右非対称で毎年生え変わる度に大きくなっていくので、個性豊かなトナカイ達の角を是非比べてみてくださいね!
最後にトナカイの子供を紹介します。
今年5月28日に生まれたノールくんです!
沢山ご飯を食べて大きく成長してくれています。
ちなみに生まれてから初めて生えてくる角は枝分かれしないんですよ!
そんな姿を見れるのも今年だけ!
まだまだ紹介しきれなかった魅力やノールくんの成長記録も機会があれば、またご紹介いたしますね!
ファームエリアでは現在、トナカイ&サンタクロースとの記念撮影会を開催しています!🦌🎅
内容は下記の通りです👇
※受付、参加費はありませんので、うさぎ広場横までお越しください。
また、当日の動物の体調によって中止になる場合がありますのでご了承ください。
是非皆さん、トナカイ達に会いに来てくださいね!!