コツメカワウソの赤ちゃん ご紹介♪
みなさんこんにちは
コツメカワウソの赤ちゃんが4頭
2020年4月24日に誕生しましたので
今回は、その赤ちゃんについて紹介します。
そもそもコツメカワウソってどんな動物?
と思った方は、過去のブログをチェックしてみてください ↓↓↓
今回、産まれた赤ちゃんはメス3頭
オス1頭の計4頭です
母親は「ナナ」3歳(写真:右)
父親は「はっさく」9歳(写真:左)です。
赤ちゃんが産まれた日の朝、「ナナ」を刺激しないよう
巣箱の中を確認すると、元気な赤ちゃんの姿が見えました。
「ナナ」が初産という事もあり、出産前から
飼育員一同、不安と期待でハラハラドキドキ
そんなみんなからの心配を吹き飛ばす程
「ナナ」は立派なお母さんぶりを見せてくれました。
どんな時も、赤ちゃんの鳴き声が聞こえたら
すぐに巣箱に戻り、授乳もしっかり!
赤ちゃんたちの産まれた時の体重は
70g程、手のひらに収まるサイズです。
体毛は大人よりも白っぽく、爪は黒いです。
生後1か月ほどで体重は約360gに!
産まれた時の5倍です!
片手では収まらなくなり、体毛も徐々に
茶色っぽくなってきました。
コツメカワウソは両親とその子供たちで群れを作る生き物です。
通常、父親も子育てに参加するのですが
今回は、安全を考慮し生後1か月までは母親の「ナナ」だけで
子育てをしてもらいましたきました。
いよいよ!父親の「はっさく」と同居開始です。
自分の子供と認識してくれるでしょうか?
そんな飼育員たちの心配をよそに
これまた「はっさく」も立派なお父さんぶり。
(右がはっさく、左がナナ)
「はっさく」は、きちんと自分の子供だと認識し、
「ナナ」が赤ちゃんを運ぶ姿を見て
不器用ながらも懸命に手伝っていました。
飼育員が様子を覗いてみると赤ちゃんを
守るような姿も見られました。
ここからは、「はっさく」お父さんも子育ての仲間入りです!
コツメカワウソの赤ちゃんは、生後1か月程で目が開き始めます。
いつ開くのか、目が開いたらどんな顔なのか
飼育員も毎日ソワソワしていました。
目が開いた顔を見て、飼育員みんなで驚き!
そして、笑いました。
お母さんのナナにそっくり!!(笑)
今ではもっと大きくなり、体重は約800g
産まれた時の10倍以上です!
とっても大きくなりました。
体毛は茶色と白がはっきりとわかるように。
水皿に入って遊び始めている子や
エサを食べ始めている子もいます!
この4頭は6月27日からアジアの森展示場にて公開されます!!
まだ寝ている時間が多く、もしかしたら
見られない事もあるかもしれませんが
是非見に来てください(^^)
赤ちゃんたちの成長を楽しみに一緒に見守ってください。
飼育員 田縁
コツメカワウソの赤ちゃん公開の情報はこちら