水辺の動物たちの体重測定
みなさんこんにちは!
今回のブログは体重測定!
先日、体重測定を行った水辺の動物たちの様子をお届けします!
水辺の動物たちは健康チェックの為、毎月1回以上体重を測定します。
そして、先月などの体重と比較し、餌量を調節したりしています。
トップバッターはペンギン
ペンギンたちは大きめの樽に一羽ずつ入れて測定していきます。ペンギンが動き回っても倒れたり、動いたりしないよう、大きめの樽で測定しています。
体重は3.0kg。
夏は2.8kg、冬は3.2kgと季節によっても体重が変化します。
フンボルトペンギンの平均体重は3kg前後ですが、個体差もあります。ちなみに1番大きい個体は4kgあります!
ちなみにケープペンギンは、
約2.5〜3kg前後程。
若干ケープペンギンの方が体格は小さめです。
ジェンツーペンギンの体重は約4.5〜5kg前後。
フンボルトペンギンの1.5倍程にもなります。
続いてはニシツノメドリ(パフィン)!
体重は470g。
ニシツノメドリはこのようなダンボールに入れて測定します。
ニシツノメドリは飛ぶことができるので、もし羽を広げて壁にぶつかったとしても動物が怪我をしないようにする為、このダンボールを使用しています。
ダンボールの中に入れたら、すぐに蓋を閉めて安全に測定します。
動物にとってはかなりのストレスなので、測定にかける時間はできるだけ短く、素早く作業します。
こちらはミナミアメリカオットセイ!
女の子のマール、体重は26.1kg!
オットセイたちは、体重計に自分で乗るようにトレーニングしている為、このように板の上に乗せて測定します。
ちなみにこちらはマールの母、ローナ↓
気になる体重は33.5kg!
ローナは体重が上がり過ぎてしまうと、餌を全く食べなくなります。その為、かなり細めに餌量を調節しなければいけないので、スタッフは大変です。
マールは少し小柄で、体重が他のオットセイと比べて軽いですが、王国のオットセイ♀達は、33kg前後の体重をキープしています。
そして、水辺エリアの動物の中で1番大きな動物が、、、、ゴマフアザラシ!
その体重はなんと『109.2kg』!!
100kgを超えています!
アザラシは体重の約50%が脂肪で占めており、冬の寒さをしのぐ為に分厚い脂肪が蓄えられています。
冬になるにつれて餌量を増やして、どんどん体重を上げていきます。
メスの笑子は冬場にはなんと120kgにもなります!
オットセイと同じ板に乗りますが、なかなか体全体が上手く乗り切らずはみ出てしまうことも。(^_^;)
体が大きいと自分で上手くコントロールできないようです、、、笑
こちらはオスの笑大↓
笑大は上手に体重計へ乗ることができました。
その体重は82.8kg!他のアザラシよりも少し小柄です。
冬にかけて体重を上げる為に、これから餌量を増やしていく予定です。
目標、100kgまで増量頑張ります!!
是非、今のアザラシと冬のアザラシを見比べて、見た目の変化を比較してみたり、その時の体重を想像してみてください!
見た目よりも意外と重いのか軽いのかみなさんは見極められますか??^ ^
担当のスタッフに聞いて答え合わせをしてみて下さいね!