飼育員、栃木から沖縄の動物園へ行ってしまうジャガー「ルナ」との思い出を語る。
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飼育員、栃木から沖縄の動物園へ行ってしまうジャガー「ルナ」との思い出を語る。

皆さん、こんにちは。
那須どうぶつ王国『WETLAND』ブログ担当の花上です。
今回のブログは「ジャガーのルナ」について書きたいと思います。

■ルナの引越し経緯

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昨日2020年12月16日(水)、ルナは栃木の那須どうぶつ王国から
「沖縄こどもの国」へ搬出されました。

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中国から那須に到着した時からこれまで
ソルとルナの相性を観察してきましたが
体格差もあり、ソルとのペアリングは
難しいと判断し今回の搬出することになりました。

ルナとソルは日本で飼育されている
ジャガーとしては新しい血統となり大変貴重です。

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このまま那須にいてもペアリングができないまま
繁殖適齢期を過ぎてしまうため、
ソルではなく体格も近い沖縄こどもの国のハクとの
ペアリングを実施する事が良いと判断しました。

12月15日まで、たくさんの方がルナに
会いに来てくださいました。
本当にありがとうございました。

12月16日の朝。

王国に来た日と同じ雪の中
輸送箱に入って搬出されました。

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担当者としてはちゃんと輸送箱に入ってくれた安心感と、
沖縄に行ってしまうんだなという寂しさが溢れて
何とも言えない気持ちですが
沖縄こどもの国でオスのハク君と仲良くなってくれ!と
那須から応援しています!

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こからはルナがいた2年9カ月の思い出を
ちょっとお話していきたいと思います!

■中国から那須に到着した当初のルナの様子

まずは...日付は2018年3月12日。

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ルナが中国から那須どうぶつ王国にやってきた日です。

この日も雪の降る寒い日でした。

すぐに餌を食べたソル♂とは対照的に
ルナは丸3日餌に手を付けず...
動物としては大丈夫。
とはいえ早く食べて...と毎日心配でした。

4日目にエサを食べきっていた時は安心したなぁ。

■ルナ、展示場での1週間経過の姿

これはWETLANDがOPENして1週間。

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最近のルナをご存知の方はあれ?なんだか顔が違う...?
と思うかも知れません。
まだ慣れていないのか荒んだ眼をしています。

目の開き具合もあるかとは思いますが
この時期の写真は何というか
若干吊り上がった眼をしていました。

■少しずつ慣れて表情も変わってきたルナ

時には骨を狙って野生あふれる姿を見せてくれたり

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展示場からジーっとスタッフを観察していたり

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ソルと遊んだり...
あ、こうやって耳ひっかけて大変だったなぁ

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収容前に隙間から覗くルナ

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枝で遊ぶのが大好きで植えた植物は大抵根っこから引っこ抜いてたルナ
(この枝も引っこ抜いてボロボロにしたやつ)

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当初の吊り上がった目とは変わって、いつでも真ん丸な目に

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眠いのかなんだか不貞腐れたような顔も

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■名前に込めた思い。これからも続くように…

今までたくさんの行動や表情を見せてくれたルナ。

公募でつけて頂いたルナという名前は
月のように、優しく王国を照らしてくれる存在に
なって欲しいという思いが込められています。

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その名前の通り、ルナは明るく輝いて
王国を照らしてきてくれました。

今後は沖縄を照らす光になってくれたらなと
那須から願っています。

今までありがとう、ルナ!
沖縄にも会いに行くよ!


これからも、頑張りマヌル!
那須どうぶつ王国は栃木県の那須高原にある、触れそうなくらい動物達との距離が近いのが魅力の動物園です。 大自然の下で繰り広げられる動物たちの驚きと感動のパフォーマンスの一部や飼育員による動物紹介・裏側などをお届けします♪ https://www.nasu-oukoku.com/