飼育員よりジェンツーペンギンのこどもたちの成長過程をご紹介
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飼育員よりジェンツーペンギンのこどもたちの成長過程をご紹介

みなさんこんにちは
飼育員の川田です。

大変お待たせいたしました。

今回は前回に引き続き
ジェンツーペンギンのこどもたちの
成長過程をお届けします!

前回のブログはこちら↓

▶食事内容が変わりました。

前回のブログではヒナたちが一日に
たくさんの魚のすり身入りの
ミルクを飲むというお話をしました。

生後2週間までは一日に5回のミルクでしたが
ヒナの体が成長して大きくなるにつれ
お腹の容量も増え一度に飲めるミルクの量も増えるます。

なので、2週間以降は一日に与える
ミルクの回数を4回に切り替えます。

約80gで生まれてきたヒナ達。

生後1週間で体重が約200g、2週間で約600~700g
3週間後には体重は1.0㎏を超すようになります。

みんな仲良く川の字で寝ていることも。

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▶This is 「ペンケツ」!!!

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かわいいヒナペンギンのおしり
「ペンケツ」も着々と大きくなっています。

▶無事、展示場デビュー。

ちょうど生後3週間の8月1日には
アークが一足先に展示場デビューしました。

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この頃には顔つきもだいぶジェンツーらしくなってきましたね。

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少し遅れてアイルとアレスも展示場デビュー。

スタッフにミルクを求め、ヨタヨタしながらも活発に動き回ります。
みんな活発すぎて、3羽ともブレずに写真を撮るのは一苦労でした。

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ミルクを飲んでいる途中で3羽かたまって寝てしまう事も...

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▶生後一か月を過ぎたころの食事とペンケツ状況

生後一か月を過ぎたあたりからは
ミルクから魚に切り替えていく練習を始めます。

最初は魚をハサミで細かく刻み半固形のような状態にして
ヒナの口に流し込みます。

そして徐々に魚を粗く刻んだものへと換えていき、
細くきった切り身から太く切った切り身へ
最終的には魚一匹をそのまま食べられるようにと
練習していきました。

だいぶ脚の裏の色も濃くなってきて「ペンケツ」も大きくなりましたね。

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▶成長に伴う羽の変化

生後2か月くらいになるとだんだんとフワフワの
羽(幼綿羽)が抜けていきます。

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綿羽の抜け方はみんなそれぞれ。

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幼綿羽は厳しい寒さから幼い体を守るために生えており、
保温性に優れています。

しかし、水を含みやすく撥水効果がないため、
水中を泳ぎまわるのには不向きな羽です。

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ヒナ達はいつまでも親から餌を与えてもらえるわけではありません。
いずれは自分で水中に潜って
魚を捕りに行けるようにならなければなりません。

幼綿羽から、水を弾く大人の羽(正羽)へと生え換わっていきます。
幼綿羽から正羽へ。

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▶正羽になったのちの"初めて"尽くめ

完全に幼綿羽が抜けた10月からはプールデビュー。

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このタイミングで大人のペンギンたちとも一緒に展示を始めました。

初めて会う大人のペンギンたち
初めてのプール
初めてづくしの一日

最初は、キョロキョロと落ち着きのないヒナたちでしたが
3羽とも泳ぐのはとっても上手で問題なくプールデビューを果たしました。

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泳ぐことにも慣れてきたころには外の展示場のデビューも経験。

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この子たちにとっては初めての外。
新しい刺激がいっぱい。

虫を追いかけてみたり、木の葉っぱや枝をつついてみたり
可愛らしい姿をたくさん見せてくれました。

▶雪ジェンツー、あり〼

そしていよいよ12月。
念願の雪ジェンツー!!

やっぱりジェンツーペンギンには雪が似合います。

雪の中にくちばしを突っ込んでみたり
寝そべってみたり、走り回ったり滑って転んだり...

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休国期間中の今も水辺の動物たちは健康で元気に暮らしています。
今回ご紹介した3羽もとっても元気です!
みなさまに早く会えることを心待ちにしています。

以上、2020年7月に生まれたペンギンのご紹介でした。

お返しにハグ♪
那須どうぶつ王国は栃木県の那須高原にある、触れそうなくらい動物達との距離が近いのが魅力の動物園です。 大自然の下で繰り広げられる動物たちの驚きと感動のパフォーマンスの一部や飼育員による動物紹介・裏側などをお届けします♪ https://www.nasu-oukoku.com/