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おいでよ。那須どうぶつ王国のカピバラの森へ♪

みなさんこんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

今回は「カピバラの森」で会える動物、「カピバラ」についてご紹介していきます!

ご存知の方も多いと思いますが、カピバラは世界最大のネズミの仲間です。ブラジルやパナマなど南アメリカ東部を中心とした、川や湖に生息しています。体長は約1m、体重はなんと平均で50~60kgもあるんです!

野生では約10~20頭の群れで生活しています。強いオスが一頭に対してメスが沢山いる、ハーレム状態の群れを作ります。

動物園にいるカピバラは、いつもほのぼのとしていて、見ているだけで癒されますよね。

そんなカピバラも本気を出すと凄いんです!

約50kgもある大きな身体ですが、全速力で走ると時速50kmの速さで走ることができます。さらに、5分間も水に潜っていられると言われています。

ここで、カピバラの特徴を3つご紹介します。

▶特徴その1: 体毛

まず1つ目は、「体毛」です。

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水辺に生息しているカピバラの毛は、水に濡れてもすぐに乾くように、とても硬くたわしのような、ゴワゴワとした毛質をしています。そのため、水に入ったり雨で身体が濡れたりしても身体をブルブルッと振るわせることで水気をほとんど飛ばすことができます。

▶特徴その2: 指

そして2つ目は、「」です。

カピバラは前肢と後肢で指の数が違います。前肢は4本、後肢は3本です。その指の間には小さな水かきがついていて、泳ぎはとっても上手

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泳いでいるところをよく観察してみると、前に進む時には、指をいっぱいに開いて小さな水かきで、力強く水をかいています。

天気の良い日には、カピバラの肢が底につかないような深い水の中でも、得意の犬かきで気持ちよさそうに泳いでいるところを見られると思います。

▶特徴その3: 顔

最後、3つ目は「」です。

カピバラの顔をよく見ると、耳、目、鼻が一直線上にあるのがわかると思います。

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一直線上にあることで、水に入っていても水から顔をちょっと出すだけで、耳、目、鼻が外に出るようになっているんです。

カピバラは肉食獣や大型の猛禽類に襲われそうになった時に、走って水の中に身を潜めます。でも、水に潜ったままだと天敵がどこにいるかわからなくなってしまいますよね?そんな時、ちょっと顔を外に出すだけでまわりの様子を伺えるようになっています。

ここからは、最近のカピバラ達の様子をお届けします。

▶最近の那須どうぶつ王国のカピバラ達は…

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暑い日の一枚、水に浸かって涼んでいます。

カピバラといえば、温泉に浸かって温まっている姿が有名ですが、温泉に入るのは基本的に冬だけです。

カピバラは暖かい地域に生息している為、寒さが苦手です。寒い冬には、温泉に浸かって寒さを凌いでもらっています。

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これは、プールで泳ぐカピバラが気になって仕方ないカピバラ。

ちなみに、プールで泳いでいる子が「ツナ」外から追いかけているのが「ギバ」です。

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カピバラにも一頭一頭、名前がついています。誰でも見分けられるポイントは「毛のカット位置」です。

那須どうぶつ王国のカピバラはそれぞれ、身体の毛を一箇所カットしてあり、その位置で見分けられるようになっています。名前と毛のカット位置が記されたキャプションはカピバラの森の中に設置されています。

答え合わせの際は、ぜひスタッフに声をかけて、聞いてみてください。

これは、かくれんぼ中の「コブ」。

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天気が良ければ、カピバラだけでなく「マーラ」にも会うことができます。

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カピバラの森では、1回100円でおやつをあげることもできるのでぜひ遊びに来てください。

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