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ここでしか見られないあの動物!

みなさんこんにちは!
本日は、水辺のあの動物についてご紹介します。

それはこちら、、、

この動物知っていますか?
正解は「ニシツノメドリ」です!

和名 : ニシツノメドリ
英名 :Atlantic Puffin(アトランティックパフィン)

通称 パフィンと呼ばれています

※補足
パフィンには3種類の仲間がいます
・ニシツノメドリ
・ツノメドリ
・エトピリカ

ここではニシツノメドリのことをパフィンと呼ばせて頂きます。

ニシツノメドリという和名は、西に住む、目が角のような模様をしている鳥、ということからこの名がつきました。

そして日本でニシツノメドリが見られるのはここ
 "那須どうぶつ王国" だけなんです!

よくお客様から、
「ペンギン?」「ペンギンの赤ちゃん?」という質問を頂きますが、別物なんです!

バサバサと羽を羽ばたかせると、

立派な羽がしっかり生えているのが分かります。
この翼を使って、水の中で素早く泳ぎ、水中の獲物を捕えることができます。

また、嘴の鮮やかなオレンジ色も目を引きますよね。
そんな嘴では、ものを掴むのがとても上手です。
枝を掴んで運んだり、

野生では巣に持ち帰るために、1度に大量の魚を掴むこともできます。

現在、那須どうぶつ王国では2羽のパフィンを飼育しています。
そして、どちらもかなりの高齢個体です。

足環 : 桃色 1988年生まれ / ♂
足環 : 青色 1996年生まれ /♂

高齢ということもあり、展示場内を飛び回ったり、活発に動き回ったりすることは少なくなってきていますが、

餌の時間になると、まだですか?と覗いてくることもあります。

こちらは餌を頬張っている様子。
パフィンたちも好みがあるようで、好きな魚は1番初めに食べるんですよ^ ^
タイミングが合えば、餌を食べている瞬間も見られるかも!
(※餌の時間は日によって異なります。)

さて、こんなに可愛らしい一面を見せてくれるパフィンですが現在、絶滅危惧Ⅱ類に分類されており、野生での個体数は年々減少しています。
(絶滅危惧Ⅱ類=絶滅の危機が増大している種)
この事実を皆様に少しでも知って頂けるきっかけになるよう、これからも大切に飼育していきます。

そしてこの機会に、少しでもパフィンを知って頂けたり、興味を持って頂けたら、私達スタッフ一同はもちろん、動物たちも嬉しく思います。

ぜひ、ここでしか見られないニシツノメドリ(パフィン)に会いに来て下さいね!


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