保全の森の楽しみ方『後編』
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保全の森の楽しみ方『後編』

皆さん、こんにちは。
保全の森の楽しみ方、後編をお届けします。

前回はスバールバルライチョウ、二ホンライチョウ
アムールヤマネコについて紹介しました。

前回の分を見ていない!という方は
ぜひ前編もチエックしてみてください。

「保全の森」は名前にもある通り保全をテーマにした施設です。

保全とは、動物とその動物たちの生息している
環境、その動物たちの関わる生態系も含めて
守るという意味があります。

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この保全の森では、実際に絶滅の危機に
瀕しているニホンライチョウをはじめ
保全に関わる様々な動物を展示しています。

動物たちをご覧いただき、動物たちがおかれて
いる状況について知って頂き
そこから保全について学んでいただく施設です。

それでは紹介していきましょう。

■ ケア

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初めて聞いた名前という方も多いと思いますが
動物園で見ることが出来るのは
ここ那須どうぶつ王国と神戸どうぶつ王国だけという、
まだ知名度の低い、珍しい鳥なんです。

こちらが♂の「ノア」☟

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こちらが♀の「レア」です。

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見分けるポイントは鼻周りの色です。
黄色い方が「ノア」
少し暗い色をしているのが「レア」です。

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ニュージーランドに生息している鳥で
ケアという名前はニュージーランドでの通称
和名は「ミヤマオウム」といいます。

とても知能が高く、好奇心旺盛なため
いたずらが大好きです。

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環境破壊の影響で住む場所や食べるものを無くし、
家畜の背中の肉を食べたり
人間の残飯を漁ったりしていたことで
駆除の対象になり数を減らしていきました。

頭が良すぎたため、人間と対立してしまった動物なのです。

人間の都合に振り回されてしまい数を減らしてしまった今、
私達にできることを考えていかなければなりません。

■ ミーアキャット

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保全の森には、3頭のミーアキャットが暮らしています。
リノ(♂)、リアフ(♂)、クリップ(♂)です。
2本脚で立っている姿がとてもかわいいですよね。

サバンナと呼ばれる乾燥地帯に住んでいる
ミーアキャットは群れで生息し
多い時には数十頭もの群れを作ります。

展示場の土の中に隠しているごはんを見つけるために、
一生懸命穴掘りをしています。
こんな小さな体で、どんどん土をかきだしていきます。

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■ 二ホンリス

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日本に生息しているリスで
「ホンドリス」とも呼びます。

ごはんは、野菜や果物、ニボシやくるみなど
展示場内を駆け回るリスたちですが
ごはんを食べているときは大きなクルミを
両手でもち、一生懸命食べる姿が
とてもかわいいのでぜひ見てみてください。

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そんな二ホンリスも数を減らしています。
森林の減少も原因としてあげられますが
外来種の影響が大きいのです。

台湾の固有種でもあるタイワンリス
世界に広く生息しているキタリスの侵入に
より数を減らしています。

なぜ外来種が入ってきたのか・・・

それは人間が持ち込んだからなのです。
ペットとして輸入され、飼いきれなくなった
飼い主が自然に放ち繁殖数を増やしてしまっているんです。

飼いきれなくなったからという無責任な理由は
日本の生態系を壊すことにもつながります。

■ スナネコ

2020年3月に王国の仲間入りをした動物です。

日本の動物園ではここ那須どうぶつ王国と
神戸どうぶつ王国でしかみることが出来ません。

こちらが♂の「シャリフ」

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こちらが♀の「ジャミール」です。

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アフリカや西アジア・中東の砂漠に生息し
こんな可愛い見た目をしていますが、性格は獰猛です。

夜行性で広大な砂漠に住んでいるため
自然界でもなかなか会うことができないと言われています。

最近では、ここ那須どうぶつ王国で
スナネコの赤ちゃんが誕生しました。

飼育している施設も少なく、まだまだ生態など
謎の多い動物ですが私たちも飼育や繁殖を通して
スナネコの飼育技術の発展や生態の研究に
貢献できるように尽力していきたいと思います。

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いかがでしたか?

動物たちと人間はいまや切ってはきれない関係となっています。

これを機に動物と人間のかかわり方を
見つめなおしていただけたら嬉しいです。

動物たちを見て楽しんで頂くだけでなく
生態や環境問題について知ってもらい
別の視点から見て頂けると違った発見もあると思います。

ぜひ、次に遊びに来るときはそういった
目線で周ってみてください。

飼育員 大神

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カピーハッピー!
那須どうぶつ王国は栃木県の那須高原にある、触れそうなくらい動物達との距離が近いのが魅力の動物園です。 大自然の下で繰り広げられる動物たちの驚きと感動のパフォーマンスの一部や飼育員による動物紹介・裏側などをお届けします♪ https://www.nasu-oukoku.com/