ケープペンギンの雛たちが成長しました!
みなさんこんにちは!
本日はケープペンギンの雛たち、プールデビューまでの成長をご紹介します!
昨年に2羽のケープペンギンが誕生し、11月にプールデビューを果たしました。
こちらは生後11日目
体重は約110g
そして1ヶ月も経てば、、、
こんなに大きく成長します
ペンギンらしくなってきましたね^_^
2ヶ月後↓
雛、特有の綿羽も抜け落ち
見た目は一人前の亜成鳥に成長しました
(亜成鳥...人間でいうと赤ちゃんではなく子供)
そして、この頃から大人のペンギンたちと展示スタート!プールデビューを果たしました
さて皆さん「チーかま」と「もなか」どこにいるか分かりますか?
正解はこちら!
見つけられましたか?
成鳥と亜成鳥を見比べてみるとその違いがよく分かります。
成鳥は顔に白いラインと、胸に黒い一本線の模様があるのに比べ、
亜成鳥は顔が真っ黒で、お腹の模様もありません。
ですが、換羽期(1年に1回、羽が新しく生え変わる時期)がくると成鳥と同じ模様の羽に生え変わり、大人の仲間入りを果たします。
『チーかま』や『もなか』の亜成鳥の姿が見られるのは今だけです。皆さん是非この機会に見に来て下さいね。
ちなみに、よくケープペンギンと間違えられるのがフンボルトペンギン。
とても似ていますが、じっくり見てみると違うところがあります。
ケープペンギンはピンク色の皮膚が目の周りに広がり、胸の黒いラインが細めです。
それに比べてフンボルトペンギンは、ピンク色の皮膚が嘴の付け根周辺に広がり、胸にある黒いラインがケープより太めという違いがあるんですよ。
さて、プールデビューを果たした亜成鳥たちは、泳ぎの練習を始めます。
ぷかぷかと浮いたり、
大人のペンギンの真似をして
フリッパーを動かしたりと、荒波にもまれながら頑張っていました。
こちらは優雅に泳ぎ、目線をくれるチーかま。
後ろにいるのはお母さんの白玉です。
親子で仲良く泳いでいました^ ^
毎日練習をしていくうちに、最近はとっても上手に泳げるようになりました!
ところで皆さん、ケープペンギンはどこに生息する動物か知っていますか?
ペンギンといえば寒い地域、南極に生息しているというイメージをもつ方が多いのではないでしょうか?
実はケープペンギンは、アフリカ大陸の温かい地域に住むペンギンです。
ペンギンは18種類に分類されますが、その中でも南極付近に生息するペンギンは4種類しかいません。
ほとんどの種類が南極付近には生息していないのです。
ペンギン=南極、という皆さんの中のイメージはこれで変わったのではないでしょうか。
「チーかま」と「もなか」は一人前のペンギンになれるようまだまだ成長中です!
是非、那須どうぶつ王国まで来たときには
「チーかま」と「もなか」の成長を見守って下さいね。
皆さまのご来園をお待ちしております!