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ガマグチヨタカ成長記録 前編

みなさんこんにちは、飼育員の竹澤です。

2024年5月10日、オーストラリアガマグチヨタカの
雛が誕生しました!

「どらやき」

こちらが今回孵化したガマグチヨタカの雛。
名前は「どらやき」に決定しました👏

左から母親の「まんじゅう」と父親の「ようかん」

こちらはどらやきの両親。
どちらに似るのか予想してみてください😊

那須どうぶつ王国では以前から
オーストラリアガマグチヨタカの繁殖に取り組んで
いましたが、産卵した卵はいつも無精卵で
孵化した例は1度もありませんでした。

そのため、繁殖が成功したのは今回が初めてで
スタッフ一同念願だった雛の誕生となりました🎉

実はかなり前から、雛が産まれたら「どらやき」
という名前にしようとスタッフ間で考えていたので
今回やっと名前をつけることができ感激です🥹

そこで今回は、成長記録 前編をお届けします!

抱卵しているようかん♂

4月、親が卵を温めている様子を確認しました。

そして5月9日、卵にヒビが入り、
孵化が始まっているのを確認しましたが、
なかなか雛が出てきません。

5月10日、雛が自らの力では殻から出てくることが
できないと判断し、スタッフが殻を割る手伝いを
して無事に孵化しました!

産まれた雛がこちら↓

生後1日目


介助孵化だったため、孵化後からは人工育雛に
切り替えています。

体が乾くとよりフワフワになりました!
なんだか不思議な生き物のようですね笑
孵化したばかりの雛はまだ目が開いていません。


生後5日

目がうっすら開いてきました。

お腹がすいたどらやき

お腹がすくと首を伸ばして親(今回はスタッフ)に
アピールします。

ガマグチヨタカは肉食の鳥のため、雛の頃から
小動物や虫を食べて成長します。
那須どうぶつ王国では、ネズミやウズラなどを
与えています。

生後10日

目が開き、ぱっちりおめめになりました。
体もひと回り大きくなっています。

眠たそうなどらやき


生後15日

だいぶ体がしっかりしてきました。
このころには飼育ケースの中でよく動くように
なってきます。

小さな翼で羽ばたいているどらやき
ご飯が欲しくて口を開けるどらやき

雛の頃から大人と同じように大きな口を
しています。

ようかん(父親)

ちなみにこの口が「がま口」のように見えることから
ガマグチヨタカという名前がつけられています。


生後20日目

片手に収まらない程の大きさになりました!

フワフワの羽毛も生え揃い、白かった体色が
大人に近い色になっています。

今回はここまで!!
成長記録 後編はどらやきの展示を開始した頃に
また投稿したいと思います♪
お楽しみに!

※公開時期は未定です。