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ケープペンギンの雛たちが成長しました!

みなさんこんにちは!
本日はケープペンギンの雛たち、プールデビューまでの成長をご紹介します!

昨年に2羽のケープペンギンが誕生し、11月にプールデビューを果たしました。

『チーかま』
7月15日生まれ / 翼帯 左: 白、透明
        右: 青
『もなか』
8月29日生まれ / 翼帯 左: グレー、赤
                        右:  青

こちらは生後11日目

体重は約110g

そして1ヶ月も経てば、、、

こんなに大きく成長します
ペンギンらしくなってきましたね^_^

2ヶ月後↓

雛、特有の綿羽も抜け落ち
見た目は一人前の亜成鳥に成長しました
(亜成鳥...人間でいうと赤ちゃんではなく子供)
   

そして、この頃から大人のペンギンたちと展示スタート!プールデビューを果たしました
さて皆さん「チーかま」と「もなか」どこにいるか分かりますか?

正解はこちら!

見つけられましたか?
成鳥と亜成鳥を見比べてみるとその違いがよく分かります。

成鳥は顔に白いラインと、胸に黒い一本線の模様があるのに比べ、

亜成鳥は顔が真っ黒で、お腹の模様もありません。
ですが、換羽期(1年に1回、羽が新しく生え変わる時期)がくると成鳥と同じ模様の羽に生え変わり、大人の仲間入りを果たします。
『チーかま』や『もなか』の亜成鳥の姿が見られるのは今だけです。皆さん是非この機会に見に来て下さいね。

ちなみに、よくケープペンギンと間違えられるのがフンボルトペンギン。
とても似ていますが、じっくり見てみると違うところがあります。

↑フンボルトペンギン

ケープペンギンはピンク色の皮膚が目の周りに広がり、胸の黒いラインが細めです。

それに比べてフンボルトペンギンは、ピンク色の皮膚が嘴の付け根周辺に広がり、胸にある黒いラインがケープより太めという違いがあるんですよ。


さて、プールデビューを果たした亜成鳥たちは、泳ぎの練習を始めます。

ぷかぷかと浮いたり、

大人のペンギンの真似をして
フリッパーを動かしたりと、荒波にもまれながら頑張っていました。

こちらは優雅に泳ぎ、目線をくれるチーかま。
後ろにいるのはお母さんの白玉です。
親子で仲良く泳いでいました^ ^

毎日練習をしていくうちに、最近はとっても上手に泳げるようになりました!

ところで皆さん、ケープペンギンはどこに生息する動物か知っていますか?
ペンギンといえば寒い地域、南極に生息しているというイメージをもつ方が多いのではないでしょうか?

実はケープペンギンは、アフリカ大陸の温かい地域に住むペンギンです。
ペンギンは18種類に分類されますが、その中でも南極付近に生息するペンギンは4種類しかいません。
ほとんどの種類が南極付近には生息していないのです。
ペンギン=南極、という皆さんの中のイメージはこれで変わったのではないでしょうか。


「チーかま」と「もなか」は一人前のペンギンになれるようまだまだ成長中です!
是非、那須どうぶつ王国まで来たときには
「チーかま」と「もなか」の成長を見守って下さいね。
皆さまのご来園をお待ちしております!

みんなにも読んでほしいですか?

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